2019年5月19日日曜日

オペラ:ラモー『イポリットとアリシー』

フランス・バロックの巨匠、ジャン=フィリップ・ラモーが、1734年に完成させたオペラ。

ギリシャの人間と神々の愛憎劇を描いたラシーヌの原作を、オペラ用に改変している。

主要な登場人物が、それぞれの置かれた悲劇や、切ない心情を切々と訴えるアリアが、悲しくも美しい。

じっくりと聞いていると、宗教音楽を聞いているような感覚に襲われる。

バロック音楽の真髄に触れたような気がした。

2018年12月にベルリン国立歌劇場で行われた公演は、舞台装置に現代アートのエラー・エリアソンのデザインした作品が使われており、バロック・オペラと現代アートが融合した、独創的なオペラ公演となった。

指揮はサイモン・ラトル。アリシー役に、アンナ・プロハスカ。フェードル役に、マグダレーナ・コジェナー。イポリット役に、レノー・ヴァン・メヒェレン。演奏は、フライブルク・バロック・オーケストラ。

0 件のコメント:

コメントを投稿