セルゲイ・ラフマニノフが、1913年に作曲した、2番目の、そして最後のピアノソナタ。
ラフマニノフがイタリア旅行をしている際に、娘が病気になってしまい、有名な医師がいるドレスデンに滞在中に作曲を始めて、ロシアに戻ってから完成された。
その後、渡米後の1931年に改訂版が発表されたが、その他にも、ホロヴィッツ版も存在する。
第1楽章、Allegro agitato。複雑な音楽で始まるが、次第に、ダイナミックでドラマティックな音楽になっていく。
ピアノだけで、こうした世界観を創造できるラフマニノフの才能には改めて敬服してしまう。
第2楽章、Non allegro. Lento。ここでも、静かに始まった音楽が、激しいものに変容していく。
第3楽章、L'istesso tempo. Allegro molto。初めから、激しい音楽が展開される。激しい基調のままフィナーレへ。
2023年11月、京都コンサートホールでの演奏から。ピアノはイリーナ・メジューエア。使用されたピアノは、ラフマニノフがア愛用していたピアノだった。