2024年5月19日日曜日

ジョルダーノ:オペラ『フェドーラ』

イタリアの作曲家、ウンベルト・ジョルダーノが作曲し、1898年に初演された、3幕からなるオペラ。

ジョルダーノは、南イタリアのプーリヤ州フォッジ生まれ。ナポリ音楽院で学んでいる際に、実家が貧窮したが学校関係者の計らいでようやく卒業することができたという苦労人。

そのおかげで、マスカーニと並ぶイタリア・ヴェリズモ・オペラを代表する作曲家となった。

結婚式を目前にして、婚約者を殺されたロシアの皇女フェドーラが、犯人の後を追ってパリの社交界に乗り込んでいった。その容疑者に近づき、真相を問い詰めたのだが・・・

プッチーニの『トスカ』のシナリオを書いた、ヴィクトリアン・サンドゥの小説がオリジナル。これはサラ・ベルナールのために書かれた小説だった。

復讐の執念に燃えるフェドーラを、ソプラノのソニア・ヨンチェヴァが見事に演じている。

2023年1月、ニューヨークのメトロポリタンオペラの公演から。指揮は、マルコ・アルミリアート。犯人役のテノールにはピョートル・ベチャワ。



2024年5月6日月曜日

ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲 第1番

ショスタコーヴィチが、バレエや映画音楽のために書いた曲を集めたもの。4つの曲から構成されている。

行進曲。1940年の映画「コルジンキナの冒険」から。

リリック・ワルツ。

小さなポルカ。

ワルツ第2番。1955〜1956年の映画「第1梯団(ていだん)」から。映画『アイズ・ワイズ・シャット』で使われて話題になった。

ソビエト時代、西側に対抗するために国内で盛んに作られた娯楽芸術のために、ショスタコーヴィチもこうした多くの曲を依頼されたようだ。

2024年3月にNHKホールで行われた公演から。指揮は、これがN響との最後の共演となった井上道義、演奏はNHK交響楽団。