バルトーク・ベーラが、1911年に作曲した、唯一のオペラ作品。
台本は、同じハンガリー人のバラージュ・ベーラが、シャルル・ペローの童話を元に書いたもの。ベーラはエイゼンシュタインラも影響を受けたという映画理論家で、作家や詩人としても活躍した。
元々は、共通の友人であったコダーイのために書かれたが、コダーイはあまり共感できず、バルトークが興味を持って、自らの初めてのオペラの台本とした。
主人公の青ひげ公のモデルは、百年戦争時代に活躍したジル・ド・レ。ジャンヌ・ダルクらと協力した祖国を救った英雄の一人だが、多くの少年を誘拐して監禁、殺人した罪で、後に処刑された人物。
演奏時間は1時間ほどで、1幕ものの短いオペラだが、ダークな世界観を表現した音楽には、随所にバルトークらしさが感じられる。
2015年2月、ニューヨークのメトロポリタンオペラでの公演から。指揮はワレリー・ゲルギエフ。青ひげ公役にはミハイル・ペトレンコ、ユディット役にはナディア・ミカエル。
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