ドニセッティが1832年に作曲したイタリアでは珍しい喜劇オペラ。35才の脂の乗り切った頃の作品。『アンナ・ボレーナ』と同じロマーニの脚本。
最初に依頼した作曲家が突然、仕事を放棄し、急遽依頼されたドニセッティが、短期間で仕上げたという。
ある女性に恋する男が、単なるワインを、”愛の妙薬”と騙されて購入する。しかし、いろいろなことが重なり、男の思いが相手の女性に伝わり、二人は結ばれる。男は、最後までそれを”愛の妙薬”のお陰だと信じている、というたわいないストーリー。
しかし、そんな陳腐な喜劇が、素晴らしい音楽と、素晴らしい歌手、演奏者たちの手によって、素晴らしいエンターテイメントになってしまうのが、オペラという芸術の面白さだ。
特に、ビリャソン演じるネモリーノの第2幕の「人知れぬ涙」は、相手の女性への男の純粋な恋心が、見事に表現されていた。
オペラ歌手として有名な、ロランド・ビリャソンが自ら演出した、2012年5月のバーデン・バーデン劇場での講演。
2012年11月18日日曜日
2012年11月17日土曜日
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
ベートーヴェンが、1809年から1810年にかけて作曲した5番目のピアノ協奏曲。折しも、ナポレオンがウィーンを占領していた時期に重なる。
ベートーヴェン自身は、この曲を”皇帝”とは読んでいない。上記の背景や、この曲の内容の壮大さから、そう呼ばれる。
第1楽章では、ピアノの独奏に始まり、オーストラがそれに加わる。このピアノとオーケストラが融合する部分が、実に自然で素晴らしい。始まりから、この曲の偉大さが提示される。
そして、第2楽章のアダージョウンポコでは、美しいメロディーが奏でられる。この世の中で、最も美しい音楽の1つだろう。
ベートーヴェンといえば、交響曲というイメージが強いが、このピアノ協奏曲は、またそれとは違った意味で、彼の音楽の頂点とも言える。
ピアノ、ルドルフ・ブッフビンダー、ウィーンフィルによる、2011年5月のウィーン楽友協会ホールでの演奏から。
ベートーヴェン自身は、この曲を”皇帝”とは読んでいない。上記の背景や、この曲の内容の壮大さから、そう呼ばれる。
第1楽章では、ピアノの独奏に始まり、オーストラがそれに加わる。このピアノとオーケストラが融合する部分が、実に自然で素晴らしい。始まりから、この曲の偉大さが提示される。
そして、第2楽章のアダージョウンポコでは、美しいメロディーが奏でられる。この世の中で、最も美しい音楽の1つだろう。
ベートーヴェンといえば、交響曲というイメージが強いが、このピアノ協奏曲は、またそれとは違った意味で、彼の音楽の頂点とも言える。
ピアノ、ルドルフ・ブッフビンダー、ウィーンフィルによる、2011年5月のウィーン楽友協会ホールでの演奏から。
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