2023年3月18日土曜日

ブルックナー:交響曲第2番

アントン・ブルックナーが1872年に初稿を完成させた2番目の交響曲。

ブルックナーは、敬愛するワーグナーにこの曲をピアノで演奏して聴かせたという。

第1楽章、Moderato。

第2楽章、Scherzo. Mäßig schnell - Trio. Gleiches Tempo。

第3楽章、Andante. Feierlich, etwas bewegt。

第4楽章、Finale. Ziemlich schnell。

2番目の交響曲だが、すでにいわゆるブルックナーらしいダイナミックながらやや大袈裟な音楽世界が表れている。

2022年12月、NHKホールでの演奏から。指揮はファヴィオ・ルイージ、演奏はNHK交響楽団。


2023年3月12日日曜日

ニールセン:木管五重奏曲

デンマークの作曲家、カール・ニールセンが1921年から1922年にかけて作曲した、木管五重奏のための音楽。

第1楽章、アレグロ・ベン・モデラート。

5つの管楽器のそれぞれの音の特性がとても活かされている。色々な種類の野鳥が、森のあちこちで鳴き声をあげている、というイメージの音楽。

第2楽章、メヌエット。

オーボエの伸びやかな低音が全体の基調になっている。

第3楽章、前奏曲と主題と変奏。

不思議な雰囲気の前奏曲に続いて、主題と11の変奏が続く。

2022年9月に紀尾井ホールで行われた、アンサンブル・ウィーン・ベルリンの演奏から。

ミヨー:ルネ王の暖炉

フランスの作曲家、ダリウス・ミヨーが1939年に作曲した、木管五重奏のための音楽。

『愛の騎馬行列』という映画のための音楽だったが、それを再構成したもの。

ルネ王とは、ヴァロア=アンジュー家のルネ・ダンジューのことで、ナポリ王になったことがあるため、ルネ王あるいは善良王と呼ばれている。

7つの曲から構成されている。音楽は主題に合わせてだろうか、古風な雰囲気で穏やかな印象の音楽になっている。

2022年9月に紀尾井ホールで行われた、アンサンブル・ウィーン・ベルリンの演奏から。


リゲティ:6つのパガテル

ジェルジュ・リゲティが、1953年に作曲した木管五重奏のための音楽。

単純な音楽に始まり、最後に12半音音階が揃う、というユニークな構成。

最初の始まりは穏やかで、これがリゲティの音楽?と戸惑わせるが、最後の方では不協和音が頻繁に登場して、やっぱりリゲティの音楽だ、と妙に納得してしまう。

2022年9月に紀尾井ホールで行われた、アンサンブル・ウィーン・ベルリンの演奏から。