ブラームスが、1886年から18889年にかけて作曲した、3番目のヴァイオリン・ソナタ。
友人の音楽学者の死を知った影響からか、暗い印象の曲になっている。
第1楽章、アレグロ。明るくダイナミックな音楽だが、ブラームスらしい重厚さも備えている。その終わり方には”ぞくっ”とする。
第2楽章、アダージョ。抒情性に溢れた音楽。
第3楽章、ウン・ポコ・プレスト・エ・コン・センティメント。
第4楽章、プレスト・アジタート。感情が爆発するようなヴァイオリンの音色で始まる。ブラームスらしい、ダークでエネルギッシュな音楽。
喜び、悲しみ、絶望、厭世、希望、再生・・・さまざまな感情を揺さぶられる、ブラームスの音楽の一つの極致がここにあるようだ。
2021年6月、東京のハクジュホールでの演奏から。ヴァイオリンは松田理奈、ピアノは三舩優子。
0 件のコメント:
コメントを投稿