プロコフィエフが1944年にわずか1ヶ月あまりで作曲したといわれる5番目の交響曲。
折しも、ドイツの侵攻を受け、危機に陥った祖国の状況を見て、自分も何かしなければ、という思いにかられて作曲した、といわれる。
内容は、たしかに国民を鼓舞するような壮麗なパートもあるが、モダンな側面、ロシアの音楽らしい重厚な雰囲気、コミカルな側面もあり、プロコフィエフの様々な側面を味わえる交響曲になっている。
特に、第4楽章のフルートで奏でられる有名なメロディは、プロコフィエフのコミカルな面がよく表れていて楽しい。
フィナーレは、古典的な壮麗さと、モダンな不協和音を、あわせて表現したかったような、ちょっと微妙な雰囲気。
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