戦争の勝利を祝う、という意味合いと、ベートーヴェンの第9番との関係で、周囲の期待が大きかったが、その内容が、政府側か見ると大きな期待はずれとなり、その後、批判にさらされることになった。
第1楽章。アレグロ。勝利とは、あまりにもかけ離れた、コミカルな感じの音楽。
第2楽章。モデラート、アダージョ。静かだが、不安を掻き立てるような音楽。戦争が、これから始まりそうな雰囲気だ。
第3楽章。プレスト。慌ただしい、落ち着きがない感じの音楽。
第4楽章。ラルゴ。ファゴットの物寂しい音楽が印象的。
第5楽章。アレグレット。第1楽章のようなコミカルな音楽が再び奏でられる。音楽が進むにつれて、そのふざけ具合が、ますますひどくなっていく。
これじゃあ、批判されても仕方ないよな、と素直に感じてしまう。
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団による、2013年12月、パリのサル・プレイエルでの演奏。
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