ニールセンにとっては、オーケストラのために書いた、最後の曲となった。
ニールセンは、親しかったデンマーク弦楽五重奏団のために、それぞれの楽器の協奏曲を書く約束をした。
フルート協奏曲の次に作曲したのが、このクラリネット協奏曲で、残念ながら、その2曲しか作曲することはできなかった。
単独の楽章で構成されているが、4つのパートに分かれている。
現代音楽と古典の間をすれすれに通り過ぎているような、実にユニークな音楽。
諧謔的な貴重も見られ、何となく、ショスタコーヴィチの交響曲を連想させる。
2015年6月に、コペンハーゲンのDRホールで行われた、ニールセン生誕150年ガラの演奏から。
クラリネットは、オリ・レポニエミ。ファンホ・メナ指揮、デンマーク国立交響楽団の演奏。