モーツァルトが、1791年に作曲したオペラ。この年にモーツァルトは命を落としている。
神聖ローマ皇帝、レオポルド2世のボヘミア国王の戴冠式に合わせて、プラハで上演された。
古代ローマの皇帝で、ユダヤ戦争を指揮してイスラエルを鎮圧した一方で、ベスビオス火山が噴火した際に、懸命に救助に注力した、ティートを中心とした物語。
大胆な演出で知られているピーター・セラーズは、オペラの舞台を現代のテロに怯える現代社会に設定し、皇帝ティートが自分の命を狙った暗殺者に与える慈悲から、現代における慈悲の意味とは何かを、聴衆に問いかけている。
明るく楽しいモーツァルトのイメージとは、まるで違った趣のオペラに仕立てられている。
2017年にザルツブルク音楽祭での公演から。
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