2018年10月21日日曜日

アルヴォ・ペルト:アダムス・パッション

エストニア出身の作曲家、アルヴォ・ペルトが作曲した、オラトリオ風の音楽。

セクエンツァ、アダムの嘆き、ダブラ・ラサ、ミゼレーレ。

という4つのパートから構成されているが、それぞれ、別々に作られた曲を、1つの作品に再構成したもの。

余計な音が極力削ぎ落とされた、静謐な宗教音楽になっている。

2015年5月、エストニアのタリン、ノブレスナーファウンドリーで行われた演奏。

舞台上では、音楽からイメージされた、俳優によるパフォーマンスも合わせて行われた。

2018年10月8日月曜日

アルヴォ・ペルト:交響曲第3番

エストニア出身の作曲家、アルヴォ・ペルトが1971年に作曲した、3番目の交響曲。

第1楽章、4分音符 = 66。

第2楽章、2分音符 = 54-56。

第3楽章、2分音符 = 60。

という不思議な構成で成り立っている。

ミニマリスト、と言われるが、音楽はいたってオーソドックスで、拍子抜けするほど。

厳かな雰囲気で、威厳を感じさせる雄大な北欧的な交響曲になっている。

2018年、エストニアのパルヌで行われた、パルヌ音楽祭からの演奏。

指揮は、パーヴォ・ヤルヴィ。演奏は、エストニア祝祭管弦楽団。

2018年10月6日土曜日

バルトーク:弦楽四重奏曲第6番

ベラ・バルトークが、1939年に作曲した、最後の弦楽四重奏曲。

第3番、第4番の弦楽四重奏曲では、5つのパートで緩急の変化で構成される内容だったが、この曲では、悲しみ(Mesto)という共通のテーマを設定し、構成は古典的な4楽章形式に戻している。

バルトークは、この曲を作曲した年に母を亡くし、ナチスの台頭からアメリカへの移住を考えていた。

第1楽章、Mesto - Più mosso, pesante - Vivace。重々しく、古典的な雰囲気を持つ楽章。

第2楽章、Mesto - Marcia con sordino。冒頭から悲しみという感情がよく表れている。

第3楽章、Mesto - Burletta。静かな音楽が展開されていく。例の猫の鳴き声のような音楽も登場する。

第4楽章、Mesto。重々しい音楽。

2017年4月、パリのブッフ・デュ・ノール劇場における、ディオティマ弦楽四重奏団の演奏。