2020年6月13日土曜日

サン=サーンス:オペラ『サムソンとデリラ』

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスが、1868年から74年にかけて作曲した3幕もののオペラ。

当初はオラトリオとして構想したが、最終的にはオペラの形式に落ち着いた。

パリのオペラ座は、聖書がテーマのオペラという点に何色を示し、初演が行われたのはドイツだった。フランツ・リストがこのオペラに興味を持っていて、熱心に働きかけを行ったという。

旧約聖書の土師記13〜16章に描かれる、サムソンの物語がストリーの核になってる。

怪力を活かしてペリシテ人からイスラエル人を守っていたサムソンだが、デリラに恋をしてその怪力の秘密を教えてしまう。

怪力を失い、両目をえぐられたサムソンが、自分の命と引き換えに力を取り戻して多くのペリシテ人とともに死んでいくという悲劇が、サン=サーンスのダイナミックな音楽で語られる。

2019年10月、ニューヨークのメトロポリタン・オペラの公園から。指揮はマーク・エルダー、デリラ役はエリーナ・ガランチャ、サムソン役はロベルト・アラーニャ。

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