2020年6月27日土曜日

ワーグナー:オペラ『ニュルンベルグのマイスタージンガー』

リヒャルト・ワーグナーが、ドレスデン時代に『タンホイザー』とともに着想したが、完成したのはそのおよそ20年後の1867年だった。

1868年6月にミュンヘンのバイエルン宮廷歌劇場でハンス・フォン・ビューローの指揮により初演された。

ニュルンベルグの街を舞台に、若い恋人と、歌の親方のそれぞれの想いが交錯するハートウォーミングなストーリー。

陰鬱な暗いイメージが多いワーグナーのオペラ作品の中では、唯一と言っていい明るい内容。

クライマックスで、マイスタージンガーの靴屋の職人ハンス・ザックスが、”マイスターをないがしろにしなければ、神聖ローマ帝国は滅んでも、ドイツの芸術は残るだろう”と歌う部分には、ワーグナーの思想が色濃く表れている。

2008年のウィーン国立歌劇場の公演から。指揮はクリスティアン・ティーレマン。

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