2024年7月28日日曜日

ドビュッシー:抒情的散文

クロード・ドビュッシーが、1892年から1893年にかけて作曲した歌曲。

自らが書いた詩に、自ら音楽を作曲した。

夢(De reve)、砂浜(De greve)、花(De fleurs)、夕暮れ(De soir)という4つの曲で構成されている。

詩の内容は、たびたび少女が登場し、空や風などを擬人化するなど、ロマンティックなもの。

水の情景や、波の煌めきなどが登場し、ドビュッシーの他の作品を連想させる。

ドビュッシーという人物の、感性の豊かさが如実に感じられる。

2024年6月、京都コンサートホールでの演奏から。メゾソプラノは波多野睦美、演奏はヴォ―チェ弦楽四重奏団。

2024年7月27日土曜日

レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』

 イタリア、ボローニャ生まれのオットリーノ・レスピーギが、ローマの聖チェチーリア音楽院の作曲教授に就任したことをきっかけに生まれた、いわゆるローマ3部作の最初の曲。1915年から1916年にかけて作曲された。

レスピーギの同僚で友人だったアルフレード・カゼッラは、パリでドビュッシーと共にパリでラヴェルに音楽を学んだ。

レスピーギは、カゼッラを通じて、ドビュッシーの影響を受けたようだ。

夜明けのジュリアの谷の噴水。静かな夜明けの音楽。

朝のトリトンの噴水。朝の光の音楽は、明らかにドビュッシーの影響が感じられる。

昼のトレヴィの噴水。

たそがれのメディチ荘の噴水。夕暮れの静かな音楽。

2024年5月にサントリーホールで行われた公演から。指揮はファビオ・ルイージ、演奏はNHK交響楽団。


レスピーギ:交響詩「ローマの松」

イタリア、ボローニャ生まれのオットリーノ・レスピーギが、ローマの聖チェチーリア音楽院の作曲教授に就任したことをきっかけに生まれた、いわゆるローマ3部作の2番目の曲。1923年から1924年にかけて作曲された。

ボルゲーゼ荘の松。華やかな音楽。

カタコンブ付近の松。静かに始まるが、最後は中国風のファンファーレで終わる。

ジャニコロの松。幻想的な夜の風景を描いた音楽。静かな音楽。ナイチンゲールの声が鳥笛で表現される。

アッピア街道の松。夜明けから、古代ローマの壮大な朝が訪れる。壮麗なフィナーレ。

2024年5月にサントリーホールで行われた公演から。指揮はファビオ・ルイージ、演奏はNHK交響楽団。