ドミートリイ・ショスタコーヴィチが、1951年に完成させた、24の前奏曲とフーガからなるピアノのための大作。
ショスタコーヴィチは、審査員として参加した1950年のバッハ・コンクールでのタチアナ・ニコラーエナのピアノ演奏に感銘を受けて、この曲を構想した。
ソ連の作曲家同盟からは厳しい批判を受けたが、ニコラーエナやギレリスらのピアニストたちからは大きな評価を得て、1952年に作曲家同盟もようやくその出版を許可した。
全てを演奏すると、2時間以上かかる大曲。
明るい曲もあるが、全体的に、内省的で、陰鬱な音楽で、作曲家同盟が当初受け入れなかったことも納得できる。
2025年6月、東京のTOPPANホールでの公演から。ピアノは、アレクサンドル・メルニコフ。
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