チャイコフスキーが、1881年から1882年にかけて作曲した、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためのピアノ三重奏曲。
友人で、音楽家、ピアニストであったニコライ・ルービンシュタインへの追悼の音楽。そのため、”偉大な芸術家の思い出”と呼ばれている。
第1楽章、悲歌的小品(Pezzo Elegiaco)、Moderato assai - Allegro Giusto。
追悼の曲らしい、物悲しい音楽で始まる。後半は、やや落ち着きを取り戻し、故人を回想するような音楽へ。
第2楽章、主題と変奏。主題と12の変奏、そしてコーダで構成される。明るい基調の音楽で終わると思いきや、再び冒頭の追悼の音楽に戻り、フィナーレを迎える。
一つの短編小説を読み終えたような印象が残る、そんなピアノ三重奏曲だった。
2024年10月、トッパンホールでの演奏から。ヴァイオリンは周防亮介、ピアノは五十嵐薫子、チェロは笹沼樹。
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