ドミトーリイ・ショスターコヴィチが、1930年から1932年にかけて作曲した4幕もののオペラ。
原作は、ニコライ・レスコフの同名の小説。ジャーナリストでもあったレスコフは、社会的な問題をテーマにした小説を多く書いた。
愛のない結婚生活の中で、舅からのハラスメントに苦しめられていたカテリーナは、その舅を殺し、続いて愛人と協力して夫も殺してしまう・・・というストーリー。
1934年にレニングラードで初戦され、その後、アメリカやヨーロッパ各地で公演が行われたが、その過激な音楽と物語で、各地で賛否両論となった。
1936年のレニングラード公演に、スターリンが訪れて観劇し、スターリンは3幕目の途中で退場。その2日後の『プラウダ』で、”音楽というより荒唐無稽”として批判され、その後は上映禁止に。
その後、1956年になってショスタコーヴィチは、内容をより穏便な形で『カテリーナ・イズマイロヴァ』として改訂している。
2025年12月、ショスタコーヴィチの没後50年を記念して行われた、ミラノ・スカラ座の開幕公演から。指揮はリッカルド・シャイー、演出はヴァシリー・バルハトフ、カテリーナ役にはソプラノのサラ・ヤクビアク。
0 件のコメント:
コメントを投稿