プロコフィエフが、1917年、26才の時に作曲した交響曲。これ以前にも1曲書いていたが、その内容に不満だったため、こちらの交響曲を第1番とした。
”古典交響曲”という名前にもあるように、前衛的なプロコフィエフとは異なり、ハイドンや初期のモーツァルトのような、文字通り、クラシックな内容の作品になっている。
ペテルブルグ大学院時代に、ハイドンの作曲技法を研究し、その結果をフルにこの交響曲に活用した。
後年の、『ピーターと狼』にも通じる、プロコフィエフの多面的な性格がうかがえる作品。
プロコフィエフは、この曲を初演し終わった後、革命のロシアを脱出し、アメリカに亡命した。激動の時期にあり、過去を振り返り、古典的な音楽について、自分なりの答えを残しておきたかったのかも知れない。
演奏は、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、ワールド・オーケストラ・フォア・ピースの2011年のアブダビでの演奏から。
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