マーラーの交響曲の中でも、もっとも”大人しく”、マーラー独特の大音響もほとんどなく、終止、穏やかさに満ちた、明るい感じの交響曲。
マーラーが、この交響曲を作曲したのは、1889年から1900年にかけて。1889年、ウェルター湖という湖の湖畔に別荘を建て始めた。そうしたことも影響しているのかもしれない。
第1楽章は、穏やかな音楽で、民族性に溢れた音楽。
第2楽章は、ヴァイオリンの、不思議なメロディの独奏で始まる。
終止、ゆったりとした静かなメロディー。観客の中にも、次第にウトウトし始める人が出てくる。第3楽章の終わりの部分で、突然大音響が飛び出し、そうした人々も、そこで目が覚める。
第4楽章は、マーラーが歌詞としてよく利用した『少年の魔法の角笛』からの詩に、印象的な音楽を重ねている。
演奏は、ゲオルグ・ショルティの発案で結成された、ワールド・オーケストラ・フォア・ピース、指揮はヴァレリー・ゲルギエフ、ソプラノ、カミッラ・ティリング。2010年8月5日、ロイヤル・アルバート・ホールでのプロムス2010から。
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