イタリア、ボローニャ生まれのオットリーノ・レスピーギが、1925年に完成させた4つの楽章から成る管弦楽曲。
4つの楽章には、キリスト教に所縁の場面が名付けられており、音楽もその場面を連想させるような描写になっている。
4枚の教会のステンドグラスを、4つの楽章に見立てた、ユニークな着想の音楽。
第1曲、エジプトへの逃避
冒頭から哀愁に満ちたメロディが奏でられる。サンクトペテルブルク時代に直接教えを受けた、リムスキー=コルサコフの音楽を連想させる。
第2曲、大天使 ミカエル
大天使ミカエルが龍などの怪物と戦うシーン。往年のハリウッドのスペクタル映画にぴったり合いそうな、勇壮な音楽。
第3曲、聖クララの朝の祈り
アッシジの聖フランチェスコの弟子の一人、病身の聖クララにまつわるエピソード。静かな祈りの音楽。
第4曲、偉大なる聖グレゴリウス
パイプオルガンも登場する、聖グレゴリウスを讃える壮麗なフィナーレ。
2017年1月のNHK交響楽団の定期演奏会から。指揮は、ヘスス・ロペス・コボス。
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