2017年4月15日土曜日

レスピーギ:教会のステンドグラス

イタリア、ボローニャ生まれのオットリーノ・レスピーギが、1925年に完成させた4つの楽章から成る管弦楽曲。

4つの楽章には、キリスト教に所縁の場面が名付けられており、音楽もその場面を連想させるような描写になっている。

4枚の教会のステンドグラスを、4つの楽章に見立てた、ユニークな着想の音楽。

第1曲、エジプトへの逃避

冒頭から哀愁に満ちたメロディが奏でられる。サンクトペテルブルク時代に直接教えを受けた、リムスキー=コルサコフの音楽を連想させる。

第2曲、大天使 ミカエル

大天使ミカエルが龍などの怪物と戦うシーン。往年のハリウッドのスペクタル映画にぴったり合いそうな、勇壮な音楽。

第3曲、聖クララの朝の祈り

アッシジの聖フランチェスコの弟子の一人、病身の聖クララにまつわるエピソード。静かな祈りの音楽。

第4曲、偉大なる聖グレゴリウス

パイプオルガンも登場する、聖グレゴリウスを讃える壮麗なフィナーレ。

2017年1月のNHK交響楽団の定期演奏会から。指揮は、ヘスス・ロペス・コボス。

0 件のコメント:

コメントを投稿