イタリアのフランコ・ファッチョの作品で、1865年に初演されたオペラ。
フランコ・ファッチョは、19世紀後半にミラノを中心に活躍し、指揮者としてもヴェルディ作品などを演奏し、自ら作曲も行った。
音楽も、ヴェルディの影響を大きく受けており、ヴェルディ風のハムレットと行ったところ。
オフェーリアの埋葬のシーンなどの音楽のダイナミックさは、とりわけ素晴らしい。
ハムレット、オフェーリア、クラウディオなどのシェークスピアの彫刻作品のような人物造形は、ヴェルディのような劇的な音楽には、実にぴったりとはまる。
143年もの間、上演されなかったことが信じられないくらいの、素晴らしい作品。
ただし、クライマックが盛り上がりに欠けて、その辺が、長く演奏されなかった原因かもしれない。
他にも、こうした埋もれてしまった作品は、数多くあるのだろう。
2016年のブレゲンツ音楽祭での演奏から。
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