2024年8月4日日曜日

スクリャービン:ピアノ協奏曲

アレクサンドル・スクリャービンが、1896年から1897年にかけて作曲した、生涯唯一のピアノ協奏曲。

ピアニストとしてキャリアをスタートさせた若きスクリャービンは、ピアノ部分の作曲は難なく終えられたが、管弦楽の部分には苦労したと言われている。

第1楽章、ロシア音楽独特の重厚なピアノの音で始まる。第2主題は、打って変わってコミカルで軽快な音楽。最後は再び重厚な音楽で締めくくられる。

第2楽章、変奏曲だが、繊細なピアノ・パートは、ピアノソナタを連想させる。

第3楽章、ロマンティクなピアノの音楽で始まるが、ロシアらしい重厚な音楽に。フィナーレへの脆上がりは、ラフマニノフを連想させる。最後は、やや形式的な終わり方。

2024年6月、東京のNHKホールでの演奏から。指揮は、原田慶太楼。ピアノは、反田恭平。演奏は、NHK交響楽団。


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