ヒンデミットが、1933〜34年にかけて作曲した交響曲。
交響曲とあるが、同名のオペラからの素材から作り上げたもので、いわゆる古典的な交響曲とは、性格が異なっている。
画家マチスとあるが、近代フランスのアンリ・マチスではなく、マティアス・グリューネヴァルトという16世紀ドイツの画家のこと。
天使の合奏、埋葬、聖アントニウスの誘惑という3つの楽章からなっているが、グリューネヴァルトの代表作、イーゼンハイムの祭壇画の3つの絵の題名から取られている。
最初の2つの楽章は、静かな印象の音楽。第3楽章には、後年のシンフォニエッタを連想される、壮大な音楽が展開される。
ヒンデミットは、その後も、オペラからの音楽で交響曲を書いている。交響曲という音楽の形式を、古典派のようには考えていなかったようだ。
ズビン・メータ指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団による、2013年ミュンヘンでの演奏。
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