プッチーニの最後のオペラとなった作品。
プッチーニは、1920年からこの作品を作り始めたが、途中スランプに陥り、やがて喉頭癌になってしまい、未完のまま1924年にこの世を去ってしまった。
アラビア、ペルシャ地方に伝わる謎かけ姫の伝説がもとになっていて、舞台は中国に設定されている。
作られた時代もあるが、ヨーロッパから見たアジアのイメージが満開した内容になっていて、いわゆる”オリエンタリズム”丸出しの内容。
しかし、アジアで行われるヨーロッパの有名歌劇団の公演では好んで取り上げられる演目でもあり、そのオペラをありがたがるアジア側の姿勢を見ると、お互い様といったところか。
第3幕の”誰も寝てはならぬ”という主人公、カラフのアリアが超有名。
男性全体に復讐心を抱いている冷酷無比なトゥーランドットと、カラフに一途な愛を捧げる女召使リューの対比が、このオペラの鍵になっている。
2008年に行われた、バレンシア州立歌劇場での公演から。
指揮は、ズビン・メータ。舞台演出は、映画監督のチェン・カイコーが担当している。
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