2016年3月19日土曜日

ドヴォルザーク:交響曲第3番

ドヴォルザークが、1873年に作曲した3番目の交響曲。

ドヴォルザークにとっては、演奏会で演奏された初めての交響曲となった。その初演の指揮者は、スメタナだった。

また、この曲のおかげで、奨学金も獲得しており、ドヴォルザーク本人にとっても、忘れがたい曲になった。

第1楽章、Allegro moderato。変ホ長調。

明るく華やかな曲。

第2楽章、Adagio molto。嬰ハ短調。

ワーグナーの音楽のような、暗く陰鬱な音楽が聞こえてくる。

第3楽章、Allegro vivace。変ホ長調。

フィナーレは、いまひとつ、盛り上がりに欠ける。



イルジー・ビエロフラーヴェクの指揮による、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の2012年12月、プラハのドヴォルザーク・ホールでの演奏。

ドヴォルザーク:交響曲第2番

ドヴォルザークが、第1番を作曲したすぐ後に、続けて作曲した2番目の交響曲。

第1楽章、アレグロ・コン・モート。変ロ長調。

軽快で晴れやかな音楽。

第2楽章、ポーコ・アダージョ。ト短調。

やや哀愁を帯びていて、第1楽章との対比が鮮やか。

第3楽章、スケルツォ、アレグロ・コン・ブリオ。

明るいスケルツォ。変ロ長調。

第4楽章、アレグロ・コン・フオーコ。変ロ長調。

交響曲第1番よりは、遥かに出来が良くなっているが、相変わらず、フィナーレの構成には苦労している。

イルジー・ビエロフラーヴェクの指揮による、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の2012年12月、プラハのドヴォルザーク・ホールでの演奏。

ドヴォルザーク:交響曲第1番

チェコのボヘミア生まれのアントニン・ドヴォルザークが1865年、25才で作曲した最初の交響曲。

自ら、ズロニチェの鐘、と名つけている。あるドイツのコンテストに応募したが、落選してしまったという。

第1楽章 Maestoso – Allegro。ハ短調。

ダイナミックな展開の音楽。すでに、新世界交響曲の雰囲気は、よく表れている。

第2楽章 Adagio di molto。変イ長調。

静かなアダージョ。

第3楽章 Allegretto。ハ短調。

スケルツォのような軽快な音楽。

第4楽章 Finale. Allegro animato。ハ長調。

フィナーレだが、まだまだ音楽の盛り上がりに欠ける構成。

イルジー・ビエロフラーヴェクの指揮による、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の2012年11月、プラハのドヴォルザーク・ホールでの演奏。

2016年3月5日土曜日

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲

モーツァルトが、1779年に作曲した、ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲。

1777年から1778年にかけてパリを訪れたモーツァルトは、マンハイム学派と言われる音楽に影響を受けて、この曲を作曲した。

第1楽章 アレグロ・マエストーソ 変ホ長調。

第2楽章 アンダンテ ハ短調。

モーツァルトのアンダンテの中でも、とりわけ哀愁に満ちた内容。聞き応えは十分。

第3楽章 プレスト 変ホ長調。

2015年のルツェルン音楽祭での演奏。指揮はサイモン・ラトル、演奏はベルリンフィル。

ハイドン:交響曲第94番『驚愕』

ハイドンが1791年に作曲した、94番目の交響曲。いわゆるロンドン交響曲の一つ。

第1楽章 Adagio - Vivace assai。

第2楽章 Andante。

静かな曲で始まり、そのまま淡々と続くと思いきや、いきなりジャン、とくるので、この交響曲が驚愕という名前で呼ばれるようになった。

CMで使われてポピュラーになった有名なメロディも登場する。

第3楽章 Menuetto. Allegro molto。

第4楽章 Finale. Allegro di molto。

1985年10月、ウィーン学友教会での演奏。指揮はバーンスタイン、演奏はウィーンフィル。

シベリウス:交響曲第3番

シベリウスが、1903年から1907年にかけて作曲した、3番目の交響曲。

3つの楽章から構成されているのが特徴。

第1楽章 Allegro moderato。

シベリウス独特の勇壮さはなく、静かに淡々と進む感じの音楽。

第2楽章 Andante con moto, quasi allegretto。

まるで森の中から聞こえてくるような、かすかなメロディ。

第3楽章 Moderato - Allegro (ma non tanto) - Meno allegro。

ようやく、シベリウスらしい勇壮な音楽となり、フィナーレを迎える。

ハンヌ・リィンテゥ指揮、フィンランド放送交響楽団の2012年11月、ヘルシンキでの演奏。