チャイコフスキーが1891年に作曲した、最後のオペラ作品。
プロヴァンスの王女イオランタは、生まれつき目が見えず、王のレネは彼女を城に閉じ込めていた。
イオランタは、周囲の人々が慮って何も話していないため、自分が盲目とは知らない。
そこに、偶然通りかかったヴォルテモン公爵が城を訪れて王女に会い、その美しさゆえに恋に落ちる。
イオランタは、医師により目が治り、最後はハッピーエンドとなる。
盲目だが、それが自分でわからない、という設定がユニークで、なんだかとても示唆的なストーリー。
音楽はさすがチャイコフスキー。どれも美しい。特に、医師のハキアが、医師としての持論を歌い上げる部分が、スラヴの民族音楽ような調べで実に美しい。
2016年3月、パリのオペラ座によるガルニエ宮での公演から。
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