2016年12月31日土曜日

チャイコフスキー:オペラ『イオランタ』

 チャイコフスキーが1891年に作曲した、最後のオペラ作品。

プロヴァンスの王女イオランタは、生まれつき目が見えず、王のレネは彼女を城に閉じ込めていた。

イオランタは、周囲の人々が慮って何も話していないため、自分が盲目とは知らない。

そこに、偶然通りかかったヴォルテモン公爵が城を訪れて王女に会い、その美しさゆえに恋に落ちる。

イオランタは、医師により目が治り、最後はハッピーエンドとなる。

盲目だが、それが自分でわからない、という設定がユニークで、なんだかとても示唆的なストーリー。

音楽はさすがチャイコフスキー。どれも美しい。特に、医師のハキアが、医師としての持論を歌い上げる部分が、スラヴの民族音楽ような調べで実に美しい。

2016年3月、パリのオペラ座によるガルニエ宮での公演から。

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