2025年6月7日土曜日

ツェムリンスキー:シンフォニアエッタ

ウィーン出身のユダヤ系の作曲家アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーが、1934年に作曲したオーケストラのための音楽。

3つの楽章から構成されている。

ナチスが1932年の選挙で大勝し、1933年にはヒトラーが首相に任命された。

第2楽章のバラードには、そうした時代の雰囲気が色濃く表れているようだ。

シェーンベルクは、ツェムリンスキーの妹と結婚し、義理の兄弟ではあったが、この曲を高く評価していた。

ツェムリンスキーとシェーンベルクは、いずれもアメリカに亡命したが、シェーンベルクと違ってツェムリンスキーは、渡米後はほとんど無名のまま生涯を終えている。

2025年2月、NHKホールでの公演から。指揮はペトル・ポペルカ、演奏はNHK交響楽団。


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