この交響曲は、チャイコフスキーが、1877年の交響曲第4番の作曲以降、11年振りとなる1888年の48才の時に作曲された。
第1楽章は、とても暗いメロディーで始まる。このメロディーは、形を変え、その後の各楽章で登場する。やがて、まるで白鳥の湖やくるみ割り人形のような、華麗な音楽が展開される。
第2楽章は、冒頭でホルンによる美しいメロディーが奏でられる。哀愁に満ちた音楽と、ダイナミックな展開の音楽が交互に現れ、聴くものを、この交響曲の世界に引き込んでいく。
第3楽章は、文字通りのワルツ。第1楽章と第2楽章での疲れをとってください、とでもいった感じ。
第4楽章。第1楽章の冒頭のメロディーが軽快な行進曲のテンポで演奏される。クライマックスにむけて音楽は盛り上がり、最後は、第1楽章の冒頭のメロディーで締めくくられる。
この交響曲は、第1楽章と第2楽章が素晴らしい。第4楽章は、ある意味でチャイコフスキーらしいのだが、ちょっと教科書的な感じがして、あまり面白くない。
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