2016年11月27日日曜日

グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲

ロシアの作曲家、アレキサンドル・グラズノフが1904年に作曲した、ヴァイオリン協奏曲。

モデラート、アンダンテ・ソステヌート、アレグロという3つのパートから構成されているが、切れ目なく演奏される。

間で演奏されるカデンツが聴きどころか。

2016年10月のNHK交響楽団の定期公演から。指揮はアレクサンドル・ヴェデルニコフ、ヴァイオリンはワディム・グルズマン。

2016年11月26日土曜日

ヴィラ=ロボス:弦楽四重奏曲第16番

ヴィラ=ロボスが、1955年に作曲した、16番目の弦楽四重奏曲。

第1楽章 Allegro non troppo。印象的な主題が奏でられる。

第2楽章 Molto andante, quasi adagio。

第3楽章 Scherzo: Vivace。

第1、第2楽章とも、けだるいヴィラ=ロボス独特の基調が続いたが、一転して第3楽章では軽快なスケルツォに変わる。

第4楽章 Molto allegro。まとまりのない印象の個性的な音楽で始まる。そのまま、いろいろなテーマが現れては消えて、終わりを迎える。

2010年7月~2011年5月にかけて、リオ・デ・ジャネイロのラランジェイラス宮殿で行われた、クアルテート・ハダメス・ジナタリによる演奏。

ヴィラ=ロボス:弦楽四重奏曲第15番

ヴィラ=ロボスが、1954年に作曲した、15番目の弦楽四重奏曲。

第1楽章 Allegro non troppo。印象的な主題が奏でられる。

第2楽章 Moderato。

第3楽章 Scherzo: Vivo。短いが、印象的な楽章。

第4楽章 Allegro。

2010年7月~2011年5月にかけて、リオ・デ・ジャネイロのカテナ宮殿で行われた、クアルテート・ハダメス・ジナタリによる演奏。

ヴィラ=ロボス:弦楽四重奏曲第14番

ヴィラ=ロボスが、1953年に作曲した、14番目の弦楽四重奏曲。

第1楽章 Allegro。

不協和音のような基調が続く、ユニークな音楽。

第2楽章 Andante。静かで、内省的な音楽。

第3楽章 Scherzo。

静かな瞑想をしているような音楽。

第4楽章 Molto Allegro。

2010年7月~2011年5月にかけて、リオ・デ・ジャネイロ市立劇場で行われた、クアルテート・ハダメス・ジナタリによる演奏。

2016年11月20日日曜日

ハチャトリアン:ヴァイオリン協奏曲

アルメニア人の作曲家、アラム・ハチャトリアンが、1940年に作曲したヴァイオリン協奏曲。

ハチャトリアンらしい、民族色にあふれたヴァイオリン協奏曲。

第1楽章 Allegro con fermezza。

第2楽章 Andante sostenuto。

第3楽章 Allegro vivace。

2015年4月、フランスのトゥールーズでの演奏。ヴァイオリンはセルゲイ・ハチャトゥリアン、トゥガン・ソヒエフ指揮、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の演奏。

2016年11月19日土曜日

ブラームス:弦楽四重奏曲第3番

ブラームスが1875年に作曲した、3番目の弦楽四重奏曲。これが、ブラームスにとっては、最後の弦楽四重奏曲となった。

第1楽章 Viviace。明るい雰囲気に包まれた音楽。

第2楽章 Andante。メリハリが効いている。古典的な印象の音楽。

第3楽章 Agitato; Allegretto non troppo。不安に満ちた始まり。

第4楽章 Poco Allegretto con Variazioni。再び明るい貴重になり、軽快に終わる。

第1番や第2番の重苦しさとは無縁の弦楽四重奏曲。

ベルチャ四重奏団による、2015年8月のバーゼルでの演奏。

ブラームス:弦楽四重奏曲第1番

ブラームスが1873年に発表した、最初の弦楽四重奏曲。

何事にも慎重だったブラームスは、最初の交響曲にも20年かけた、と言われるが、この最初の弦楽四重奏曲にも、完成までに8年の時間を要した。

その間には、膨大な楽譜を書いてはボツにしたと言われ、発表の時には、第2番もともに発表している。

第1楽章 Allegro。重厚でブラームスらしい音楽。

第2楽章 Romanze: Poco Adagio。重厚な雰囲気を引き継ぎながらも、半ば夢を見るような印象の音楽。

第3楽章 Allegretto molto moderato e comodo。重厚さが引き続き続いていく。

第4楽章 Allegro。劇的な始まりで、これまで抑えられていた感情が一気に引き出されたような印象を受ける。ロマン派らしい音楽。

ベルチャ四重奏団による、2015年8月のバーゼルでの演奏。

2016年11月6日日曜日

リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲

リヒャルト・シュトラウスが、1914年〜1915年にかけて作曲した交響曲。

交響曲と名つけられているが、楽章から構成されてはいない。

夜に始まり、日の出から日没まで、そして再び夜へ。その1日の中での、登り道、小川、滝、牧場、氷河などのアルプスの情景が、短い音楽によって綴られている。

他のシュトラウスの曲でも聴くことのできる、シュトラウスの音楽の断片が、所々に織り込まれている。

シュトラウスが幼い時にアルプスに登った時の印象が元になっており、ニーチェのアンチクリストなどの影響も受けている。

神の存在しない自然の情景を音楽によって描いた、といったところだろうか。

2014年6月に、ドレスデンのゼンパーオーパーで行われた、リヒャルト・シュトラウス生誕150年記念コンサートでの演奏。

この交響曲を本人による指揮で初演した、シュターツカペレ・ドレスデンと、指揮者はクリスティアン・ティーレマン。

2016年11月3日木曜日

ブラームス:弦楽四重奏曲第2番

ブラームスが1873年に作曲した2番目の弦楽四重奏曲。

第1楽章 Allegro non troppo。イ短調だが、重厚で壮麗な音楽。

第2楽章 Andante moderato。しっとりと、じっくりと聴かせる楽章。

第3楽章 Quasi Menuetto, moderato。一転して軽快な音楽。

第4楽章 Finale. Allegro non assai。第3楽章の雰囲気がそのまま引き継がれている。

それまで抑えられていたブラームスの情熱的な音楽が、最後の楽章で立ち現われてきたといった印象。

アルバン・ベルグ四重奏団による、1991年のサンクトペテルブルクでの演奏。

アルバン・ベルグ:弦楽四重奏曲

アルバン・ベルグが1910年に作曲した弦楽四重奏曲。

第1楽章 Langsam。

第2楽章 Mäßige viertel。

ベルグらしい、聴く人の不安を掻き立てるような音楽。

アルバン・ベルグ弦楽四重奏団による、1991年のサンクトペテルブルクでの演奏。

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番

モーツァルトが1783年に作曲した、15番目の弦楽四重奏曲。いわゆるハイドン・セットのうちの一曲。

ハイドン・セットの6つの弦楽四重奏曲の中では、唯一の短調の弦楽四重奏曲で、明るいイメージとは違った、モーツァルトのもう一つの一面が堪能できる。

第1楽章 Allegro moderato。

第2楽章 Andante。

第3楽章 Menuetto. Allegretto - Trio。

第4楽章 Allegretto ma non troppo。

アルバン・ベルグ弦楽四重奏団による、1991年のサンクトペテルブルクでの演奏。