2020年7月19日日曜日

リヒャルト・シュトラウス:オペラ『影のない女』

リヒャルト・シュトラウスが、1914年から1917年にかけて作曲した作品。まさに第1次世界大戦が行われている真っ最中だった。

台本は、フーゴ・フォン・ホフマンスタール。この2人はそれまでに『エレクトラ』、『町人貴族』、『ナクソス島のアリアドネ』、『ばらの騎士』と言ったオペラを一緒に作ってきた。

子供ができない皇帝の妻は影を持っていない。それが子供ができない理由だとして、同じく子供ができなくて悩んでいるある夫婦の妻から影を奪おうとするのだが・・・というストーリー。

メルヘンオペラと言われる内容で、2組のカップルが試練に遭遇して立ち向かうというストーリーは、明らかにモーツァルトの『魔笛』を意識している。

いかにもシュトラウスらしい、美しくもどこかで退廃や嫌悪を感じさせる独特な音楽が展開されていく。

2019年5月、ウィーン国立歌劇場での講演から。指揮はクリスティアン・ティーレマン。皇后役にカミッラ・ニールント、皇帝役にステファン・グールド。

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