シェーンベルグが、十二音技法で書き上げたオペラ。1時間ほどの短い内容。
ストーリーは、ウィーンの夫婦のたわいない話。初めは、夫が自らの人生の不幸を嘆いているが、次第に妻が話の主導権を握り、浮気をほのめかしながら夫を脅し、夫を改心させる。それぞれの愛人となるかもしれなかった男女を、それぞれ袖にふり。元の鞘に戻る。
オペラは、時間が短いということもあるが、終止歌のみで展開される。途中、ワーグナーのラインの黄金が、十二音技法の中に取り込まれている。
少々、エキセントリックともいえるシェーンベルグの音楽は、こうした喜劇によく合っている。
2008年、エリアフ・インバル指揮、ヴェネツィアのフェリーチェ劇場で行われた公演を見て。
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