2012年3月20日火曜日

ドニゼッティ:オペラ『マリア・ストゥアルダ』

ドニセッティの女王三部作の1つ。

イングランドのエリザベス女王とスコットランド女王のメアリー・ステュワートとの史実に基づく対立を描いたオペラ。シラーの悲劇をもとにした作品。

イングラングの歴史を、ドイツのシラーが劇にし、それに音楽を付けたのがイタリアのドニゼッティという、汎ヨーロッパ的な作品。

作品の出来具合は、『アンナ・ボレーナ』よりは遥かに劣る。第一幕のエリザベッタとストゥアルダとのソプラノ対決。最後のストゥアルダの慈悲深さが見所。

不幸にもエリザベスによって死刑に処されるマリア・ストゥアルダは、最後は宗教の力で改心し、あれほど嫌っていたエリザベスを許して、断頭台に散る。

マリア・ストゥアルダはカトリック。エリザベスはイギリス国教会。イタリア人としては、カトリックの方が信仰深い、とでもいいたかったのか。

2009年4月のヴェネツィアのフェリーチェ劇場の公演は、迷路のような舞台装置で、モダンなスタイルの演出だった。

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