2013年7月28日日曜日

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番

チャイコフスキーが、1879年から1880年にかけて作曲した、2番目のピアノ協奏曲。

第1番はあまりにも有名だが、こちらは演奏される機会はほとんどない。

冒頭は、馴染みやすく、覚えやすいメロディーで始まる。いきなり掴みを取ろうとするチャイコフスキーらしい出だしだが、その後は、やや地味な展開になり、第1番ほどポピュラーでない理由も納得できる。

第2楽章は、アンダンテ・ノン・トロッポだが、ヴァイオリンとチェロのソロが入り、ピアノ協奏曲であることを、しばし忘れさせてくれる。音楽は、美しい。

第3楽章は、ロンド。最後はチャイコフスキーらしい、ダイナミックな音楽でフィナーレを迎える。

チャイコフスキーは、ピアノ協奏曲第1番を、友人で有名なピアニスト、ニコライ・ルビンシテインに捧げたが、拒否され、この第2番を改めて献呈した。

そのルビンシテインが、初演を演じることが決まっていたが、直前にパリで客死してしまい、兄のアントン・ルビンシテインの指揮、セルゲイ・タナーエフのピアノで、1882年5月にモスクワで初演された。

ピアノはデニス・マツーエフ、ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団の2011年1月の演奏。

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