ヴェルディは、ロッシーニの死を受けて、他の音楽家たちと、レクイエムの作成を構想したが、様々な事情で実現しなかった。
その後、イタリアを代表する小説家、マンゾーニの死にショックを受けて、今度は一人でこのレクイエムを書き上げ、1874年に初演された。
モーツァルト、フォーレと並んで、3大レクイエムと言われるが、紛れもなく、最もドラマティックなレクイエム。オペラのようなレクイエムと揶揄されることも。
同時期に、アイーダを作曲していたこともあり、似ているメロディもある。
特に、怒りの日、という有名なパートは、そこだけ効果音的に引用されることが多い。しかし、その引用は、単なる音楽の激しさだけを意図したもので、この音楽の本来の意味とは、およおかけ離れている。
日本語では、鎮魂歌、という名称だが、詩の内容は、罪のある死者の魂を、キリスト教の神が、その罪を許し、祝福することを、祈るという、というもの。
指揮、セミョーン・ビシュコフ、2013年4月のNHK交響楽団の演奏。
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