ラヴェルが、1929年から1931年にかけて作曲した、唯一のピアノ協奏曲。作品としては、最後から2番目となる作品。
第1楽章は、アレグラメンテ(明るく、楽しげに)。何とも不思議な出だしで、一気に聞く物の心を鷲掴みにする。
ジャズのような、ラヴェルの出身、バスクの民族音楽のような、音楽。
ジャズの音楽と、ハープの奏でる幻想的な音楽が交差する。
第2楽章は、アダージョ・アッサイ。雰囲気は一転して、静かな、哀愁に満ちた音楽が続く。
第3楽章は、プレスト。現代音楽らしい、慌ただしい音楽で、一気にフィナーレを迎える。
3つの楽章が、全く違った個性を見せ、魔術師といわれるラヴェルの魅力が詰まった作品。
ピアノはアリス=紗良・オット、ロリン・マゼール指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の2012年9月のミュンヘンでの演奏。
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