2015年2月21日土曜日

ロッシーニ:オペラ『ギョーム・テル』

1829年にパリで初演された、ロッシーニのオペラ。ウィリアム・テルという名前の方が、よく知られている。

スイスのオーストラリアからの独立の英雄、ウィリアム・テルの話を軸に、オーストラリアの王女とスイスの軍人との恋を絡めて描いた、4時間にわたる、大河ドラマのような内容の巨大なオペラ。

ロッシーニは、このオペラの後、しばらく音楽界から足を洗い、料理三昧の生活を楽しむようになった。

当時、イタリアはオーストラリアの支配下にあったために、この曲は政治的な影響をいろいろと受けた。

ロッシーニというと、セビリアの理髪師、泥棒かささぎ、オリー伯爵など、いわゆるどうでもいい恋の話のオペラばかり作っているイメージがあるが、このオペラでは、ベルディばりに、政治と恋が絡んだ、複雑な内容になっている。

引退を前にして、少しは硬派なオペラを作ってみたくなったのだろうか?

ロッシーニ・オペラ・フェスティバル2013での公演。主役のアルノルドは、売れっ子の・フアン・ディエゴ・フローレスが演じた。

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