ドビュッシーが、1903年から1905年にかけて作曲した、海をテーマにした管弦楽曲。
間違いなく、ドビュッシーの管弦楽曲の中でも、最も素晴らしいものだろう。
3つのパートから構成される。最初のパートでは、様々なメロディが展開され、途中、中国やアラブのような音楽も聞こえてくる。
最後のパートは、とても印象的なメロディが繰り返し演奏され、嵐で荒れ狂う海を表現したような、壮大なフィナーレを迎える。
楽譜を見ると、波が弾けるような形状に、オタマジャクシが並んでいる。
2013年のラ・フォル・ジュルネ東京では、ラムルー管弦楽団が演奏。指揮は若手の注目株、フェイサル・カルイ。
ラムルー管弦楽団は、1905年にこの曲を初演した管弦楽団。しかし、初演の際は、楽団員がこの曲にあまり乗り気でなかったため、評判も今ひとつだったという。
その108年後のこの日の演奏は、若いフェイサル・カルイによって、華麗なイメージが強いドビュッシーが、実にパワフルに演奏され、肉食系ドビュッシーという感じだった。
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