2015年10月3日土曜日

ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番

ベートーヴェンが、1820年に作曲した、30番目のピアノソナタ。

第3楽章が、6 つの変奏曲から構成されるという、珍しい内容になっている。

第1楽章、ヴィヴィアーチェ・マ・ノン・トロッポ、ホ長調。

ゆるやかな印象の音楽で始まるが、突然、劇的な音楽に変わる。

第2楽章、プレスティッシーモ、ホ短調。

第1楽章に続けて演奏される。

第3楽章、アンダンテ・モルト・カンタヴィーレ・エ・エスプレッシーヴォ、ホ長調。

ゆっくりとした、単純だが内省にあふれた主題が演奏され、それが様々に変奏されていく。

徐々に盛り上がりを見せて、当初の主題よりもかけ離れたダイナミックな音楽まで行きつくが、最後は、最初に戻ったように、静かな終わりを迎える。

そのひとつの楽章の中での変化は、さすが、と思わせる。

ダニエル・バレンボイムによる1983年から1984年にかけて行われた、全曲演奏から。

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