マーラーが、1878年から1880年にかけて、17歳から20歳にかけて作曲した、最も初期の作品の一つ。
ウィーン音楽院にいる頃から、グリム童話の内容を元に作曲を始め、自ら作詞も手がけている。
その後、1899年まで、自ら2回の改定を行っている。
出だしから、後年のマーラーらしさが濃厚で、すでに作曲家としてのマーラーは、10代の終わりには、出来上がっていたことがよくわかる。
全体の中間ほどに登場する壮大なファンファーレの部分には、ワーグナーの影響も強く感じられる。
後半には、交響曲第1番の第4楽章の終わりに登場する劇的な音楽が使われている。
ワーグナーの影響の元に、作曲家のマーラーが誕生する瞬間を、目の当たりにするような、そんな内容の音楽だ。
2011年のザルツブルグ音楽祭、オープニング・コンサートから。指揮はピエール・ブーレーズ、演奏はウィーンフィル。
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