若くして命を落としたシューベルトが、19才の時に作曲した4番目の交響曲。シューベルトは、この交響曲を作曲していた時は、まだ教師の仕事をしていたが、その後、すぐに教師を辞め、音楽に専念する人生を歩み始める。
シューベルトの交響曲には、『グレート』『未完成』などの名前がついたものもあるが、この第4番の『悲劇的』という表題だけは、シューベルト本人が名付けている。
シューベルトは、8つの交響曲を完成させたが、この第4番以降からが、彼らしいオリジナリティに溢れている、と言われている。
始まりは、”ジャーン”という古典的な出だしで始まり、第1楽章は、表題にあるように、暗い感じの音楽になっている。
ベートーベンの交響曲を意識して書いたそうだが、ベートーベンの交響曲に比べると、大人しく、お上品な内容。
第2楽章のアンダンテでは、穏やかな明るさを取り戻し、第3楽章の4分の3拍子のメヌエットと続き、最後の第4楽章のアレグロでは、表題とは打って変わって、華やかな楽しいエンディングとなる。
1984年、ウィーン楽友教会での、アンノンクール指揮、ウィーンフィルの演奏から。
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