2012年9月9日日曜日

シューベルト:交響曲第8番『ザ・グレイト』

シューベルトの交響曲の中で、完成されたものとしては最後の作品。完成した1826年、ウィーンの楽友協会に提出したが、演奏困難、との理由で演奏はされなかった。

後に、シューマンが自筆譜を発見し、メンデルスゾーンに送り、1839年、ライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団により初演された。

シューマンは、シューベルト=歌曲、というイメージしか持っていなかったが、この楽譜を見て、驚きを隠せなかったという。

この曲を初めて聴いた時の驚きは、シューマンのその驚きと変わらない。シューベルトは、紛れもなく、ベートーヴェンらと肩を並べることができる、ロマン派の交響曲作曲者の一人だ。

カール・ベーム指揮、ウィーンフィルの楽友協会における1966年の演奏は、およそ50分。今日よりは、少し速いテンポでの演奏だが、シューベルトの頭の中にあった音楽は、こちらの方が、より近いのかもしれない。

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