モーツァルトが、1791年の死の直前まで書き続けていたレクイエム。
映画『アマデウス』で、ライバルのサリエリが、モーツァルトを死に追いやるために依頼した、として描かれてしまい、どうしてもその印象が拭いきれないが、実際は、ある人物が亡くなった自分の妻のためのミサ曲として、依頼した、と言われている。
14の曲から構成されているが、モーツァルトが生前に完成させたのは、第1曲だけ。あとは、死後、弟子や周囲の人々が、残されていた譜面などから、完成させている。
フーガが多く使われているため、バロック音楽のように聞こえる。同じ時期に作曲していた『魔笛』と、同じようなメロディがところどころ聞こえる。
第3曲の『怒りの日』と第8曲の『涙の日』が有名。モーツァルトのエモーショナルなメロディが、一度聞いたら忘れない、強い印象を残す。
2012年のルツェルン音楽祭、クラウディオ・アバド指揮、ルツェルン音楽祭管弦楽団の演奏で。楽譜は、部分的に、フランツ・バイアー版とロバート・レヴィン版を使用。
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