マーラーが、1904年〜1905年にかけて作曲した交響曲。第2楽章と第4楽章に、Nachtmusikとマーラーが記していることから、”夜の歌”と言われる。
モーツァルトのNachtmusikは、ロマンチックな子守唄、という感じだが、マーラーのこの交響曲は、様々な思いが交錯して、悶々として、眠れない夜が続く、そんな雰囲気を映しているようだ。
第1楽章から、終止ゆっくりとしてリズムで音楽が進んで行く。主題のテーマは印象的。マーラーらしい。
第2楽章は、夜想曲の一つ目。ユーモラスで、少し間の抜けたようなメロディが、夜のテーマになっている。
第3楽章のスケルツォ。時折、猫の鳴き声のようなメロディが聞こえる。ウィーンらしいワルツ。
第4楽章は、再び夜想曲。
第5楽章は、それまでの陰鬱な音楽を振り払うかのような、壮麗なマーチで始まる。1年分の朝が、一度に訪れたかのようだ。
最後は、マーラーらしい、壮大な音楽、ファンファーレで終焉を迎える。
バーンスタイン指揮。ウィーンフィルの1974年のウィーン楽友教会での演奏から。
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