プロコフィエフが、革命のロシアを逃れ、アメリカ経由でパリに移り住んだ1924年から25年にかけて作曲された曲。
当時のパリの雰囲気に合わせ、現代的な交響曲を目指して作曲された。テーマは、”鉄とはがねで作られた大交響曲”だった。
第1楽章は、いかにも、現代音楽風な音楽で、プロコフィエフが、思いっきり弾けてみました、といった感じ。
第2楽章は、主題をもとにした、6つの変奏曲でなりたって、他に見られない、得意な形式の交響曲になっている。第3楽章以降はない。
第1楽章の騒々しさに比べ、第2楽章は、主題のバリエーションを静かに楽しむ、といった内容になっている。終わりも静かに終わる。
パリでの初演は、観客からなんの反応もなく、プロコフィエフは、自分は2流の作曲家なのかもしれない、と落ち込んだというエピソードが残っている。
2012年4月16日にモスクワ音楽院大ホールで行われた演奏。ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団。
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