2013年3月2日土曜日

フォーレ:レクイエム

フランスの作曲家、フォーレが1887年1988年にかけて作曲したレクイエム。モーツァルト、ヴェルディの作品とならんで、3大レクイエムといわれる。

モーツァルトやヴェルディと違い、”怒りの日”という、神の力を強調し、音楽がもっともダイナミックになる音楽の部分が抜けているため、全体的に、静かに死を悼む、という感じのレクイエムになっている。

その意味では、フランス音楽の特徴をよく表すレクイエムでもある。

中でも、第4曲の、ピエ・イエズ、がとりわけ美しい。

フォーレは、この曲を作る直前に、父と母を相次いで亡くしており、自分の両親を弔う、という意味もあったのだろう。

2011年2月にパリで行われた、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管弦楽団&合唱団の演奏は、このレクイエムのハイライトである第4番目の曲、Pie Jesuを歌ったソプラノ、イスラエル出身のチェン・ライスの歌声が澄んでいて美しく、印象に残る演奏だった。

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