2013年3月30日土曜日

東京・春・音楽祭 ワーグナーとヴェルディ ヴェルディの歌曲&室内楽~ロマンツァ

2013年の東京・春・音楽祭、ワーグナーとヴェルディにちなんだマラソンコンサート。第Ⅳ部は、ヴェルディの歌曲&室内楽~ロマンツァ。

ヴェルディといえば、どうしてもオペラの曲だけがよく演奏されるが、このコンサートでは、以下の珍しい曲が演奏された。
歌のないロマンツァ 
《6つのロマンツァ》(1838年)
  1.墓に近寄らないでほしい
  2.エリーザよ、疲れた詩人は死ぬ
  3.寂しい部屋で
  4.暗い夜の恐怖の中で
  5.私はやすらぎを失い
  6.ああ悲しみの聖母様
逃亡者
誘惑 
弦楽四重奏曲 ホ短調 
《6つのロマンツァ》(1845年)
  1.日没
  2.ジプシーの女
  3.ひとつの星に
  4.煙突掃除夫
  5.神秘
  6.乾杯
哀れな男 
ストルネッロ


2つのロマンツァのうち、最初のものは、まだオペラを作曲する以前の20代の頃の作品。後半のものは、ナブッコがヒットして、売れっ子になった頃に作曲されたもの。

ヴェルディが弦楽四重奏曲を作ったことは全く知らなかった。アイーダのナポリ公演の最中に作曲されたものだという。

ヴェルディは、自分はオペラ専門で、こうした弦楽曲はあまり得意ではないと思っていたのか、この曲に対して、”美しいのか醜いのかわかりません。”と語ったという。

曲の内容は、ヴェルディのオペラのように、ダイナミックな展開はあまりなく、淡々と曲か進んでいく、という印象だった。

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