2013年の東京・春・音楽祭。朝11時から、1時間づつの休憩を挟みながら、夜8時まで行われるマラソンコンサート。今年は、ワーグナーとヴェルディの生誕200年にちなんだプログラムが構成された。
第Ⅰ部は、朝《リング》~ヴァイオリンとピアノによる《ニーベルングの指環》。
演奏された曲目は、以下の7曲。
ジークフリート・パラフレーズ(ウィルヘルミ編)
楽劇《ラインの黄金》より「ラインの乙女たち」(マイヤー編)
楽劇《ワルキューレ》より「愛の歌」(シンディング編)
楽劇《ワルキューレ》より「死の予告」(ブラントシュテットナー&シュルツェ=ビーザンツ編)
楽劇《ジークフリート》より「小鳥たちは歌った」(クリントヴォルト編)
楽劇《神々の黄昏》より「葬送行進曲」(ゲルトナー&佐藤久成編)
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より「優勝の歌」(ウィルヘルミ編)
朝一番から、リングを聞かされるのは、重いなあ、と思っていたが、ヴァイオリンに編曲された曲は、以外に、寝ぼけた頭に優しく染みわたった。
ただ、葬送行進曲だけは、ピアノとヴァイオリンだけでも、やはりダイナミックに聞こえた。
ヴァイオリニストの佐藤久成は、演奏しながら、時折会場の様子を伺う余裕も見せる。どことなく愛嬌を感じさせるその表情は、失礼ながら、クラシック音楽の演奏家というよりは、ポピュラー音楽を演奏しているような雰囲気さえあった。
その佐藤は、葬送行進曲には自ら手を加えている。おそらく、より迫力が出るように改編したのだろう。
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