2016年2月7日日曜日

ブルックナー:交響曲第6番

ブルックナーが、1879年から1881年にかけて作曲した、6番目の交響曲。

ブルックナーは、1880年にスイスに旅行しており、その時のスイスの大自然の印象が、この交響曲には反映されているという。

ダイナミックで大音響、というイメージの強いブルックナーの作品の中では、比較的、穏やかな音楽。

第1楽章。Maestoso。

ヴァイオリンの音がとてもよく聞こえてくる。ブルックナーにしては、珍しい。

アラビアのロレンスのBGMにでもよく合いそうな、オリエンタルな音楽も印象的。

第2楽章。Adagio.Sehr feierlich。

美しいアダージョ。ワーグナーのトリスタンとイゾルデからの影響、そしてマーラーのアダージョへの影響が、それぞれ感じられる。

第3楽章。Scherzo.Nicht schnell - Trio.Langsam。

これまで鳴りを潜めていた、ブルックナーらしい壮麗な音楽がようやく現れる。

第4楽章。Finale.Bewegt,doch nicht zu schnell。

壮大なフィナーレだが、ブルックナーの他の交響曲のフィナーレに比べると、やや抑えられている感じがする。

バレンボイム指揮、シュターツカペレ・ベルリンの2010年6月ベルリン・フィルハーモニーでの演奏。

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