フランスの作曲家、ジャック・オッフェンバックが作曲した未完のオペラ。
ドイツのロマン派の詩人であり作家のE.T.A.ホフマンの3つの小説をもとに作られた戯曲のための脚本をオペラに仕立てたもの。
オッフェンバックの死後に、沢山の遺稿が発見され、数多くのバージョンが存在する。
マリオネットのオランピア、死の病に侵された歌姫アントーニア、ヴェネツィアの娼婦ジュリエッタと、ホフマンの3つの恋物語がオペラのストーリー。
それぞれの女性のプロフィールを見てすぐに想像できるように、どの恋も悲劇的な結末を迎える。
オペラの演出という観点では、1つのオペラの中で3つの違った演出が可能で、演出家の力量が試されるオペラになっている。
幻想的な作風で知られるホフマンの世界が、オペレッタの名手オッフェンバックによって、安心して楽しめるエンターテイメントになっているのが、何とも皮肉だ。
第4幕の冒頭で歌われるホフマンの舟歌が、とりわけ有名。
2015年のメトロポリタン・オペラの公演から。
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